大学など高等教育にかかる学費が高騰する中、お子さんが高校に入ると、奨学金や政府からの学費の援助を受ける方法について、ダイレクトメールが送られてくるようになります。子供に大学教育を受けさせたい親は、詐欺士にとって、格好のターゲットとなります。
2005年に、奨学金詐欺の罪で、4つの会社に対し、合計$1億ドルの賠償金を、被害者に対して支払うことで合意しました。フェデラル・トレード・コミッションによれば、これらの会社は、セミナーやインターネットを使って、$1000ドルから$1200ドルの費用を支払えば、奨学金や学費援助を受けられるというサービスを大々的に宣伝して被害者からお金を集めたということです。毎年、このような嘘のサービスにだまされて、35万人以上の高校生や両親が被害にあい、その被害総額は、年$5億ドルに上るとのことです。
「毎年何億ドルものプライベートな奨学金が、使われないまま無駄になっている。」というキャッチで宣伝をしている会社が多くありますが、現実には、ほとんどの奨学金は、連邦政府か個々の大学から出ています。プライベートな団体から出る奨学金は、特殊なキャリアを目指す学生や、ある教会のメンバーなど、一部の特別な学生に対象が限られています。そして、それらの奨学金は一般に公開されており、知られずに、使われないまま無駄になっているというようなことはありません。
詐欺を見分けるには
フェデラル・トレード・コミッションによりますと、奨学金サービスの会社から下記のようなことを言われたら、詐欺ではないかと疑う必要があります:
1.奨学金がとれることを保証します。とれなかったら料金は全額払い戻します。
奨学金を保証するということは誰にもできません。払い戻しには、条件がついている場合が多いので、必ず書面を見て確
認してください。
2.この情報は、当社以外のどこでも得ることはできません
奨学金のリストは無料で入手できるものです。高校のカウンセラーや、図書館で入手できます。
3.奨学金を予約するために、クレジットカード番号か、銀行口座の番号が必要です
クレジットカード番号や銀行口座の情報を渡して、お金をだまし取られるという被害が後を絶ちません。正式な契約を交わし、あらゆる条件を確認するまで、こういった個人情報を渡すのは避けましょう。また、先方からかかってきた電話口で、このような個人情報を伝えることは、絶対に避けましょう。
4.
全ての手続きを当社が代行します
奨学金の申請は、学生と親がしなければならないことです。全てを代行してもらうことはできませんし、このようなことを言う会社は怪しいといえます。
5. 奨学金を得るにはお金がかかります
奨学金を得るのに、費用はかかりません。
6. あなたは、「XXX財団」から奨学金を受ける学生として選ばれました。
「XXX財団」が実態のある団体なのかどうか、調査しましょう。
詐欺ではないかと疑問を持ったら、書類や、どのようなコミュニケーションをとったかを記録しておいて、高校のガイダンス・オフィースか、近くの大学のファイナンシャル・エイドの担当者に持っていって見てもらってください。また、ベター・ビジネス・ビューロー、お住まいの州の消費者保護機関、ステート・アトーニー・ジェネラルの事務所、または、National
Fraud Information Centerにも連絡してください。
